コミケ婚・オタク婚について
非リア充の代表のように言われているのが「オタク」ですが、実はそんな認識も過去のものになりつつあります。
というのはオタクにとって年内最大の行事であるコミケが1つの出会いの場として機能をするようにもなっており、そこで恋人を作って結婚に至るというようなケースも増えてきているからです。
よくアニメやマンガの世界を知らない人たちからはオタクが集まるコミケはコミュニケーションのない殺伐とした場所のように思われていますが、実際には同じ趣味を持つ人が交友関係を広げたりサークル活動をしたりといったこともよく行われています。
普段は世間的な視線が冷たいこともあり思い切って自分を出せずにいる人達も、コミケなら自分の好きなものをはっきり好きと言うことができることも、そこでの出会いを促進する要因になっていると言えるでしょう。
ネットとリアルの接点になるのがコミケ
コミケが出会いの場になってきたことと密接な関係を持っているのがネットでつながりを持つことが簡単になってきたということです。
現在pixivなどイラストやマンガを投稿するサイトは多くネット上で見かけることができるようになっており、さらにTwitterで毎日のように自作のマンガやイラストを公開する人もいます。
さらにニコニコ動画などの動画サイトから人気の「歌い手」や「生主」として有名になる人も多くなっており、まずネット上で名前の認知度をあげてからそれをコミケでの物販につなげていくという方法もとられてきています。
メジャーデビューするほど有名ではなくとも、自分のコミュニティをネット上で持ちそこで知り合いになった人とリアルで会うコミケという機会はとても親しみのわくものになります。
コミケ会場では同じマンガを好きであることが非常にわかりやすく示されるので、話しかけることもしやすくそこで意気投合して打ち上げに参加したりそのあとにプライベートな付き合いをしていくといったこともよく行われます。
ネットの世界とリアルの世界を年に2回つなげてくれるのがコミケというイベントと言うこともできます。
女性にとってもオタクは狙い目の結婚相手?
これまでオタクが非リア充と言われてきたことの1つに、オタクは引きこもりばかりでお金をほとんど持っていないということがありました。
ですが実際には好きなアニメやグッズのために月数十万をつぎ込むお金を持つオタクもかなりおり、ふだんはかなり高給の仕事をする隠れオタクもいることがわかってきました。
またオタクの場合は好きな対象が実在の女性ではなく二次元の嫁であることもあり、浮気の心配が少なく女性にとって安心できる相手であることもよくあります。
オタク文化は日本独自のものであり、また今後も広がっていくものですからまた新しい出会いや結婚のきっかけも出てくるかもしれませんね。